7章:念願の田舎暮らしをスタートしてみて|あとりえどりー一家物語

家の周りに咲いている日本タンポポ
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kyon
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こんにちは、まごきょんです^^

今回は、あとりえどりー一家物語の最終章『7章:念願の田舎暮らしをスタートしてみて』についてのお話になります。

 

さて、やっとログハウスが形になったので、いよいよここ高島に移住し、田舎暮らしのスタートです。

 

・・・と言っても、前回の章で触れていたように

完全には、完成していない我が家。
いっさいフリー状態の夫いっさん。
初めての土地で、初めての職場で派遣社員として働くわたし。

 

まったく不安がなかったとは言い切れませんが、とにかく、ここで暮らす未来には希望が満ちていました。

 

そんな私たちは、春、夏、秋となんとか順調に過ごせていたのです。ですが、やっぱりあなどれないのが冬の厳しさ

 

ある程度覚悟はしていたものの、やっぱり山暮らしをなめてはいけませんね。山といっても、駅まで車で10分ちょっとのところなので、それほど奥深くはないのですが…。

 

ここ箱館山の裾野は、半分スキー場のような環境。朝起きたら、雪が40センチ以上積もっていたなんてことは、珍しくありません。(これまでの最高記録は、一晩で80センチです!)

 

一日が、雪かきから始まる。除雪車がこないと、街へ降りれない。学校にも行けない。なんて日も、あったりします。

 

でも、暖冬の年もありますし、雪の多い年も、それほど悲観的にはならず、開き直って、冬の季節と雪を楽しもう!という気持ちで過ごしています^^

 

そしてさかのぼること、移住して初めての冬を過ごしていたある日、とうとう奇跡が起こったのです!

 

ログハウスに住みだした翌年の1月、初めての妊娠が発覚。「私たちに、赤ちゃんがやって来るのん!?」

そりゃもう、天地がひっくり返るほどビックリしました。

 

「このまま夫婦だけの人生もありだよね」なんて、話していたのに、

「でも、なんとか家もできたことだし、つぎは子どもが来てくれたらいいねぇ」なんてことも、話していたけど・・・。

 

実際に妊娠してみると、本当に見える世界すべてが変わりました。

 

どんなところに行くにも、私一人じゃない。常にお腹の赤ちゃんとふたりでの行動です。だから、雪道を歩く時や車の運転は、慎重に慎重に…。

 

派遣の仕事も、1年の契約だったので、ちょうど出産前に満期となり穏便に退社することができました。(実は、ここでも社員にならないかと、ありがたいお話を頂いてたのですが)

 

そして、夫婦ともにフリーになり、無事に新しい家族が増えたことで、私たちは、ある大きな決断を下すことにしました。(と、当時はそれほど大げさではなく、自然な流れだったように思います)

 

この子といつも一緒に居られるように…。
毎日の成長を見届けられるように…。
独立して、仕事をしよう、自営業にしよう。
あとりえどりーとして、やってみよう!

 

と。もし、家計が苦しくなったらまたサラリーマンに戻るか、アルバイトをすればいい。きっと、なんとかなる!(って、なんとかならなかったらどうするつもりだったのか…(汗))

 

こうして、

  • 初代Webサイトをつくり
  • 生後3ヶ月の長女を連れて手作り市をしたり
  • ログハウスの現場をこなしたり
  • 様々な要望にお応えしたオーダー家具を作らせていただいたり
  • 木造の2階をログハウス調にリフォームさせて頂いたり

・・・と、私たち夫婦は、いろんなご縁に恵まれ、必要とされるお仕事をさせて頂くことで、なんとか道を切り開いてこれました。(営業活動は、当時ほぼWebサイトのみで、今では口コミがほとんどです)

 

独立して自営業を営んだり、また雇用されたりという生き方は、田舎暮らしのライフスタイルの中で、かなり重要なお話になります。

なので、追々、本編の記事の中でお伝えしていきたいと思います。

 

そして、改めてこれまでを振り返ってみると・・・

 

田舎へ移住したことをきっかけに、人との出会い、仕事や育児、地域とのかかわりなどなど、

本当に、いろんなことを学ばせてもらい
本当に、多くの方々とのご縁でここまでこれたんだ。

と、つくづく・・・感謝です!ホンマにおおきにです!しかないです。

 

今では、ついつい当たり前になってしまっているこの毎日の暮らしも、奇跡の出会いや、自分の選択と行動の積み重ねだったりします。

 

日々、幸せの種をまいたり、幸せを紡いだりして生きている。毎日が、自由な選択の連続なのです。

 

だから、あなたにもおすそ分けしたい。

 

余計なお世話かもしれませんが、私たちの経験や学びや想いをこのブログでシェアすることで、もっとのびのびとした自由な生き方、あなたらしい生き方を見つけてもらいたい。

 

その選択肢のひとつとして、田舎暮らしを考えておられるならなおさらです。

 

そしてこれからの私たちは、さらなる進化を目指して成長していきたい。良いエネルギーをどんどん循環させるために、これからも、幸せの種をまき、刈り取り、紡いでいきたい。

 

と、いう想いで『あとりえどりー一家物語』のお話をこの章でいったん終えたいと思います。

ふぅ~。

ここまで、根気よく私たちの物語にお付き合いいただき、本当にありがとうございました!感謝します♪

 

ではでは、引き続き、本編ブログ記事の方でも、どうぞよろしくお願いします(*´ω`*)

 

〔あとりえどりー一家物語〕目次
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