2章:名古屋での暮らし(つづき)|あとりえどりー一家物語

日の出オートキャンプ場:北海道キャンプ旅行にて~2018年8月~
この記事は約4分で読めます。
kyon
kyon

ところで、暮らしぶりはどうだっの?というと、いろんな意味で、決して豊かとは言えませんでした。

 

都会の通勤途中って、そりゃもう誘惑だらけなんです。魅力的(?)お店だらけで、ついつい立ち寄ってショッピング。

仕事仲間での飲み会が多いうえに(これはいっさん)夫婦でも、しょっちゅう飲みにいったりカラオケにいったり。(マンションの目の前にカラオケ屋さん…(笑))

 

しかも、昼のランチはお弁当持参ではなく、もちろん外食。

 

こんな調子なんで、当たり前ですが、共働きなのに、一向に貯金はふえない、消費消耗の日々…。

 

さらには「私だってフルタイムで働いているのに~っ!(≧ヘ≦ )」と、家事の分担を巡って、しょっちゅう喧嘩という時期もあったりしました。

 

と、まぁ大好きな人との暮らしだったので、幸せであることに間違いはないはずなのに、かなり問題だらけでしたね。

 

それじゃあ、時間と収入をどうやって増やしたらいいの?となるワケですが、

例えばいっさんの会社の場合、万が一出世したとしても、自分の上司をみれば、おのずと結果がわかってしまいます^^;

 

残業手当はないし、昇給もびびたるもの。ボーナスカットは当たり前。転勤もある。

 

今は内勤だけど、もしまた営業になったら、添乗で家を空けることも多い。(離婚率の高い職業のひとつに添乗員…(汗))

 

私も、最終的には正社員になっていましたが、浪費(今から思えば)が激しすぎて、まったく余裕なんてありません^^;

 

しかも夫婦ともに正社員ということは、拘束時間は長いです。朝早く家をでて、夜遅く帰って、ゆっくりできるのは週末だけ。

 

そんな名古屋での暮らしに、ふたりともどんどん行き詰まりを感じ始めていました…。

 

それから、決して余裕はないはずなのに所有する車は2台。結婚前から、それぞれが1台ずつ持っていたからです。

 

駐車場は高いし経費ばかりかかるし、車が2台あってもが意味ない!ってことに気が付きました。

通勤は、二人とも私鉄や地下鉄。夜や週末は、夫婦で行動するので1台でOK。

 

ってことで、持っていた車を2台とも下取りに出して、新車のステーションワゴンを購入しました。もちろんローンで。(笑)

 

そして私たちはその車を活用し、毎週末に癒しを求めてキャンプへ行くようになりました。26歳のキャンプデビューです。(小中学時代の林間学校は除外で~)

 

当時暮らしていたのは、エレベーターなしのマンション。1階から4階をしんどい思いをしながらキャンプの荷物を運んででも、長野や岐阜までキャンプに出かけては、生き返っていました。

 

そう名古屋で暮らす私たちの癒しは、インコのpicoさん、夫婦飲み会でのおしゃべりやカラオケ。そして、週末キャンプだったのです。

 

それでもその当時は、カラダにもいろんな変化が現れはじめていました。私は26歳で花粉症を発症、いっさんも28歳でアトピーを発症。いずれも、食生活やストレスが大きな原因です。

 

徐々に、このままではダメだ。田舎育ちの私たちにとって、ここでの暮らしが限界に近づいていました。

  • ここは、近所づきあいが皆無すぎる。
  • 同じマンションなのに、どんな人が住んでいるかわからない。
  • 子育ても、こんな街中では無理だし、自信がない。
  • 公園デビュー怖い。(笑)

などなど、仕事面(収入含む)以外でも、いろんな不安がつきまとっていました。(もちろん、都会暮らしが性に合っている方もいらっしゃると思います!)

 

やっぱり私たちは自然の多いところで、土のあるところで地に足をつけて暮らしたい!
と、確信したのです。

 

こうして週末の行動に、あるコトが加わりました。

 

第3章:マイホームへの夢へつづく

 

〔あとりえどりー一家物語〕目次
タイトルとURLをコピーしました