「ウッドデッキの作り方を知りたい!」
「せっかくなので、長持ちさせるコツってあるの?」
ウッドデッキをDIYしたい人…応援しますよ~。どうも!あとりえどりーのissanです^^
自分で作る喜びを味わえるDIYって素晴らしいことで、何と言っても自分で作れば愛着もわくし大事に使いますよね^^
最近、ウッドデッキキットを買って自作される方も多いようです。確かに、キットだと比較的簡単に作れるのでDIYにはもってこいと言えます。
ウッドデッキをDIYするもう一つの方法は、主にホームセンターで材料を調達するDIYです。ホームセンターって、DIYする人には強い味方ですからね…^^
せっかくウッドデッキをDIYするなら、できるだけ耐久性を高める施工をしたいもの。ちょっとした工夫(コツ)をするだけで、意外に丈夫に長持ちしてくれます。
ということで今回は、プロ(仕事としてるんで^^)がやってる【腐りにくいウッドデッキの作り方】をお伝えしていきます~!
ウッドデッキの作り方!まずは傷む原因を知る
より耐久性の高いウッドデッキの施工するには、なぜウッドデッキが傷んでしまうのかを知っておくことが大事です。
ウッドデッキが傷む原因が分かれば、なるべくそうならないようにするだけですからね!
湿気が発生する原因は、雨・雪ですよね。ただこれは、屋根付きのウッドデッキにしない限り、この原因を完全になくすことができません…。
屋根付きウッドデッキに関することはコチラを参考に!
⇒ウッドデッキに屋根を付けるメリットとは?中空ポリカは超おすすめ!
特に積雪のある地域で、屋根の雪が落ちるところにウッドデッキを作ってしまうと必ず傷みます^^;
もし除雪しないと、冬の間雪が積もりっぱなしになって、湿気を閉じ込めた状態が続いてしまいますから…。
ウッドデッキの除雪に関することはコチラを参考に!
⇒ウッドデッキのフェンスの作り方!除雪を楽にするには?
あと細かいことですが、ウッドデッキの上に落ちた葉っぱやゴミも傷める原因になります。雨が降ると、そこだけなかなか乾きませんから。これも、湿気を閉じ込めた状態だと言えます。
なので、普段から掃き掃除をマメにすることも大切です。
もう一つ、ウッドデッキになるべく物を置かない方がいいです。特に、置きっぱなしになりがちな植木鉢などはよくありません。あっ、置きっぱなしにしないならOKですよ^^
あともう一つ…木の表面の中で、湿気や水を一番吸いやすいのは木口(切った断面)だということも覚えておきましょう!
傷む原因が分かったところで、次にウッドデッキの作り方で耐久性を高める施工ポイントを見ていきましょう~^^
腐りにくいウッドデッキの作り方のコツとは?
ウッドデッキを傷める一番の原因は、湿気を閉じ込めることだということでしたね。
ということは、なるべく湿気がこもらないような施工にすることがポイントになってきます!
さっそく、耐久性を高める施工方法の一覧を紹介しましょう。
- 耐久性の高い材料を選ぶ
- なるべくシンプルな作り(デザイン)にする
- 束石などを使って必ず基礎をする
- 基礎パッキンを入れる(柱の下・階段側板の下)
- ステンレスビスを使う(金物には板金ビス)
- 金物を使う(ホゾ組はしない)
- 土台・根太は丈夫な材料を選ぶ
- 木裏を表にする(床板・笠木)
- できるだけ下穴を開けてからビス留めする(特に木口の近く)
- しっかり防腐塗料を2~3回塗装する(特に根太の上)
それでは、ひとつずつ詳しくお話していきましょう。
1.耐久性の高い材料を選ぶ!
やはり予算の許す限り、なるべく耐久性の高い材料を使いましょう。
一番おススメはレッドシダーです。
レッドシダーは耐久性も高く加工もしやすいので、ウッドデッキの材料にはもってこい。ただ、最近値段が上がってきているので、かなり予算がかかります^^;
また、予算を抑えるなら防腐注入材がおススメです。
これは、あらかじめSPF材に防腐加工(ACQ加圧注入加工)を施された材で、表面が緑色になっています。最低限、このクラスの材料を使わないと耐久性が上がりません。
もし予算があるなら、断然ハードウッド系がおススメ。
ハードウッドもいろんな種類がありますが、中でも比較的安価なセランガンバツーがおススメです。アクも少ないですし…。
確かにハードウッドは耐久性が高いですが、大変固い材なので加工が難しくDIYには向いていないとも言えます。
反対になるべく避けたい材はSPF材で、基本的に外部に使う材ではありませんので、いくら安いといっても使わない方がベスト。しっかり塗装して使ったとしても、良く持って2~3年くらいです^^;
2.なるべくシンプルな作り(デザイン)にする!
どうしてもデザインに凝ってしまうと、複雑な施工をしないといけません。一番いいのは四角(長方形)です。
このようにナナメのデザインにすると、当然ですが直角ではなく角度を付けた加工が必要になります。
角度を付けて切れば、その分木口の面積が増え傷みやすくなります。
3.束石などを使って必ず基礎をする!
基礎は必ずしないといけません。まあ、DIYを考えている人が、地面(土の上)に直接柱を立てるとは思えませんが…。
基本的な基礎のやり方は【掘って固めてモルタル敷いてその上に束石を置く】です。束石がない場合、拾ってきた大き目の石を使う方法もありです。
これでも十分基礎の役目を果たしますよ^^
4.基礎パッキンを入れる!(柱の下・階段側板の下)
これは、傷み防止策としてかな~りいい働きをしてくれます。柱の下や階段側板の下は、木口で常に地面の近くにあります。
湿気を閉じ込めないためにも、なるべく浮かせておきましょう。なかなか有効でしょ!積雪時に確認してみました。
ちなみに、パッキンなしだとこうなり易いですね^^;
階段側板の下。どうしても木口から傷んできます。
5.ステンレスビスを使う!(金物には板金ビス)
鉄/ユニクロメッキ製のコーススレッドは、やはり錆びついてしまいますのでよくありません。値段は高くなりますが、必ずステンレスビスを使いましょう。
ただ、ステンレスビスは頭が少し弱いので、特に節のある(固い)ところに留め付ける時は下穴をあけておきましょう。
次に紹介しますが、金物の留め付けには頭がしっかりしている板金ビスもおススメです。カチッと留まりますよ。
それでは次に、長持ちさせる施工方法コツ6つ目の”金物を使おう”というお話ですよ。
6.金物を使う!(ホゾ組はしない)
昔ながらの大工さんからすれば「そんなんアカン!」と言われそうですね^^; でも、ウッドデッキの施工にホゾを組んだり難しい継ぎ手をすればするほど傷みやすいのが実情です。
ホゾの中が湿気を含んでしまったら、なかなか乾きませんからね…。
一番いいのは、金物を使ってシンプルに作ることです。シンプソン金物は、種類も豊富で良く考えられていて使いやすいのでおススメです。
特に根太の留め付けには【根太受け金物】が必須アイテムです!最低限、これだけは使ってください。
根太を少し短く切って(2,3ミリ)、建物側をぴったりくっつけて外側をわざと少し隙間をあけるという方法も有効です。
雨にかかりやすい木口はなるべく塞がない方がいいので…。
この方法も、金物を使うからできる技です!
7.土台・根太は丈夫な材料を選ぶ!
傷んでしまってやり替えが大変なのは、なんといっても土台・根太です。
床だけなら比較的交換は簡単なのですが、根太を交換するとなると床を取り外さないといけませんから^^;
ですから、極力丈夫な材料にしましょう!根太・土台はレッドシダーにして(もちろんしっかり塗装もしておきましょう)、床は安価な材料にして使い分けするのもいいですね。
8.木裏を表にする!(床板・笠木)
これも、先程【ホゾ組みしない】のところでも言いましたが、昔ながらの大工さんからすればあり得ないことかもしれません。
木表を見せるというのが、日本の建築の基本ですから。
これを見てください。(床板です)
木表を上にした場合です。これはわずかですが、お皿状になっているのが分かりますか?
そしてこちらが木裏を上にした場合です。少し山状になっていますよね。
何が言いたいのかというと、水はけの問題なんです!木の性質上、木は木表に向かって必ず反ります。
だから、よほど木裏の表面がダメージを受けていない限り、木裏を表にする施工をした方が絶対傷みにくいです!
9.できるだけ下穴を開けてからビス留めする!(特に木口の近く)
ビスを使って材を留め付ける時、極力下穴を開けるようにしましょう。少しのひび割れでも、水が浸み込みやすくなる原因になるからです。
ビットの先に直接取り付けられるこのタイプの錐先は大変便利です。
あと皿付きの錐はビスの頭のおさまりが綺麗なので、床板の留め付けに使うといいですよ。
特に木口の近くは、下穴を開けておかないと割れることが多いです…。
10.しっかり防腐塗料を2~3回塗装する!(特に根太の上)
塗装は、耐久性を高めるためにも必ずしましょう!おススメの塗料はキシラデコールです。
少し高価だと思われるかもしれませんが、経験上防腐効果がかなり高いという点で損はしないと思います。
なるべく傷ませたくない土台・根太(特に上場)は3回塗りをすすめます!
土台や根太は、床を貼ってしまうと隠れてしまいます。隠れてしまうということは、湿気がこもりやすく乾きにくいということです。
ウッドデッキの塗装に関することはコチラを参考に!
⇒ウッドデッキの塗装メンテナンス!仕上がりに差がつく方法とは?
ちなみに塗料は、ネット購入が一番安いかと。特典(便利なベロやハケなど)もついてきます^^
こう見ていくと、耐久性の高いウッドデッキの作り方は「傷んだ時に取り替えしやすい施工方法にする」とも言えますね^^
それでは最後に、今回のお話をまとめましょう!
まとめ
いかがでした?今回はウッドデッキの作り方ということで、長持ちさせる施工のコツを解説しました。もう一度10か条をおさらいすると、
- 耐久性の高い材料を選ぶ
- なるべくシンプルな作り(デザイン)にする
- 束石などを使って必ず基礎をする
- 基礎パッキンを入れる(柱の下・階段側板の下)
- ステンレスビスを使う(金物には板金ビス)
- 金物を使う(ホゾ組はしない)
- 土台・根太は丈夫な材料を選ぶ
- 木裏を表にする(床板・笠木)
- できるだけ下穴を開けてからビス留めする(特に木口の近く)
- しっかり防腐塗料を2~3回塗装する(特に根太の上)
ウッドデッキの耐久性を高める施工方法について、初心者さんにも分かり易いように細かくまとめてみました。
そして耐久性をより高めるポイントは、常に通気性をよくしておくことが一番大事!です。
せっかく手間暇かけるDIY。ぜひ参考にして、取り入れてみてくださいね^^あなたらしいウッドデッキライフを末永く楽しむためにも!
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