ウッドデッキの塗装メンテナンス!仕上がりに差がつく方法とは?

DIY&ウッドデッキ
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「ウッドデッキのメンテナンスと言えば塗装ですよね!」

最近よく見かける、いかにも本物って思える樹脂製のデッキ…。どうも!あとりえどりーのissanです^^

まあ、好みは人それぞれなんでなんとも言えませんが、私はあんまり好きではありません。

ただ樹脂製のデッキは腐ることがほぼないので、塗装をしたりやり替えたりするメンテナンスがいらないという点ではオススメ素材と言えます。

issan
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でもでも...やっぱりウッドデッキがいいですよねえ~^^

何と言ってもウッドデッキの魅力は、温かく優しいイメージがあるということでしょう。

ただ、楽しいウッドデッキライフを満喫するためには、日頃からのメンテナンス(と言っても綺麗にそうじしておくことくらいかな)と定期的なメンテナンスは必要になります。

私は、仕事柄もあってウッドデッキや外壁塗装のメンテナンスをよく頼まれます。定期的なメンテナンスの大切さをいつも痛感しているんです。

issan
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ということで、今回はウッドデッキの塗装メンテナンスについて解説します!

それではさっそく見ていきましょう。

定期的なウッドデッキの塗装メンテナンスが大切!

まずは、ウッドデッキの塗装メンテナンスの手順を説明します。

  1. しっかり汚れを落として十分綺麗にする。(傷んでいるところがあれば交換または補強しておく)
  2. しっかり乾燥させる。
  3. 1回目の塗装をする。
  4. 1日以上乾燥させてから2回目の塗装をする。
  5. 乾燥させてからできれば3回目の塗装をする。

だいたいこんな感じの工程になります。

issan
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どうですか?なんとなく簡単なように思えますが、それぞれの工程でちょっとしたコツがあります^^

ちなみに、こちらが塗装メンテナンス道具一式です。

そんなに高価な道具は要りませんので、十分DIYできるメンテナンスになります!それでは順番に見ていきましょう。

塗装メンテナンスの仕上がりは洗いの工程で決まる!

塗装のテクニックは、もちろん大事なことです。でも、どちらかと言えば丁寧に塗装さえすれば、仕上がりにそう大差は生じないと思います。

そこで、綺麗に仕上げるコツは・・・

 なんといっても、最初の工程である洗いをしっかり丁寧にすることが一番大切なんです!少しの洗い方の違いで、仕上がりに随分差が出ますので^^;

こちらが洗い道具一式です。

  • 散水ホース
  • 手袋
  • タワシ各種(マジックロン・スコッチブライトなど)
  • ブラシ各種(金ブラシ・ナイロンブラシ・歯ブラシ)
  • 中性洗剤

まず落ち葉やゴミの掃除をしてから、デッキ全体に水をまんべんなくかけて濡らしておきます。少しでも汚れを浮かすための作業です。

issan
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バケツの水に中性洗剤を溶かし泡立てて、これらの道具を汚れ具合や場所に応じて使い分けして手洗いします。

細かいところには、使い古した歯ブラシも有効ですよ。

散水ホースのシャワーモード高圧モードを使いながら、しっかり洗い流しましょう。

 高圧洗浄機を使って一気に洗う方法もありますが、できれば手洗いをすすめます!

なぜなら手洗いは微妙な調節ができ、直接触れることでデッキの状態を感じとることができるからです。

手間はかかりますが、その分仕上がりの満足感が得られます^^

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そして綺麗に仕上げるコツは、いかに全体を均一な状態にするかという点です。

汚れをしっかり落とすことはもちろんですが、洗い過ぎると木肌に違いがでますので少し注意が必要。

やはり、微調整ができる手洗いは有効だと言えますね...。

粗目のマジックロンは、強烈な汚れを落とすことが出来るので多様します。

このマジックロンは、使っているとだんだんやわになってきて、最終的に画像右のようになります。(使いまくっているでしょ^^)

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これがまた、いい仕事をしてくれますので捨てずにおいておきましょう。(意外に出番が多いのです)

あと洗いの際、ゴム製の手袋をします。デッキの床裏などの上向きの作業の時、裾に水が垂れてきてビシビシヨになりますよね^^;

ちょっとしたことですが、こんな感じで折り曲げてみてください。

issan
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水が垂れてくるストレスが、かな~り解消できますよ^^

随分前に、洗い専門の業者さんに教えていただいたんですが「これは儲かった!」って思いました!

ぜひオススメです...。

では、実際の洗い画像です。ちなみにコチラがメンテナンス前です。

そしてこちらが、洗いです。先程のポイントを踏まえて作業します^^

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特に濡れている状態だと、よーーく分かりますよね^^洗うとホントに綺麗なるんです!

全体を洗い終えたところです。スッキリ!ですね^^

ちなみに、こちらのデッキ材はレッドシダーです。ここ最近、値段の高騰が激しいですが、耐久性も高く加工性もよいバランスのとれたオススメ材です!

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ウッドデッキの材料選びについてはコチラを参考に^^
ウッドデッキの材料!DIYにおすすめなのは?裏ワザも伝授!

綺麗に洗うことができれば、次は乾燥です。

塗料の性能を十分に発揮させるためにも、しっかり乾燥させましょう!時期や天候によっても違ってきますが、天気がいい日でも最低1日、できれば2~3日かけてよく乾かしましょう。

 ちなみに、塗装時の木材含水率は18%以下が標準とされています。

尚、もっともっと綺麗に仕上げたい方は、乾燥後にサンダーがけしたり手でペーパーがけするこもオススメですよ^^

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では次に、塗装について見ていきましょう!

塗装はできるだけ3回塗りを!

先程も書きましたが、塗装で一番大事なことは丁寧に塗装するということです。雑に塗ると、やはり全体で見たとき荒っぽい仕上がり感がでてしまいますよ^^;

こちらが塗装道具一式です。

  • 塗料&専用ベロ
  • 塗料缶&専用容器
  • ハケ(30・50・70ミリ)
  • マスキング
  • その他うすめ液

今回は画像にもあるように、塗料にキシラデコールを使う前提で話をすすめますね。

issan
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新品未開封の塗料は、かなり沈殿しています。買ってきたら、あらかじめ逆さまに置いておきましょう。

使用する前に、よく振ったり棒を使ってよく掻き混ぜることが大切です。

塗っていく順番は、基本上からです。デッキで言うと、笠木⇒柱⇒フェンス⇒床になります。(床は端から塗っていき、最後に閉じ込められないようにしましょうね^^;)

塗り方の基本は、木の目にそって塗るということです。できるだけ、優しく塗りましょうね^^

乾燥を間にはさんで2回塗りは必須ですが、オススメは3回塗りです!やはり、3回塗ると耐久性が急にぐんと上がります。(3年に1回が、5年に1回ですむくらいの感覚)

そして、塗装道具の中で一番大事なものはハケです。ハケが悪いと時間はかかるし、仕上がりもよくないので、バッチリ洗えててもそれが生かされません。

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ホームセンターで売っている安物のハケ(200円くらい)ではなく、出来れば金物屋さんに置いてあるハケ(600円以上くらい)を使ってください。

ちなみに私は「ぼたん」というハケをよく使っています。

issan
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一見高く感じますが、使い比べるとすぐに違いが分かるはず。

とにかくハケ含みが全然違うので、一度のツケで、塗れる面積が圧倒的に広くなり施工性がだんぜん上がるのです!

 もちろん、つけ過ぎはタレの原因になるので、缶の端でしっかりしごいてから塗りましょう!

この点さえ注意して丁寧に塗れば、多少経験に違いがあっても、そんなに仕上がりに差は出ないと思いますよ。

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そして使い終わったハケは、うすめ液でしっかり洗っておきましょう。ハケも大事にメンテナンスしておくと長持ちしますので!

ちなみに残った塗料は、缶に戻さずにマスキングを使ってこんな感じに保存します。

ハケもつけておけば固まることはありませんが、変なクセがつかないように注意しましょう!

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ただ、いずれ塗料は蒸発して無くなっていくので、できるだけ早めに使い切ってくださいね。

↓実際の塗装後の画像です。キシラデコール:オリーブ3回塗り

笠木

フェンス

いかがです?先程紹介した洗いの画像も見直して、ぜひ参考にしてくださいね。

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では次に、私が長年使っている塗料「キシラデコール」について詳しく紹介しておきましょう!

塗装メンテナンスにおすすめの塗料はキシラデコール!

外壁やウッドデッキなどの塗装に使う塗料もいろいろありますが、中でもキシラデコールが一番オススメです!

キシラデコールは、仕事柄もあって私が長年愛用してきた浸透性の塗料です。

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これまでの経験から言うと、なんといっても塗りやすくムラになりにくいのが素晴らしく、初心者の方ほどオススメしたい塗料なんです。

この塗料は浸透性なので、木材の内部から防腐・防カビ・防虫効果を発揮してくれます。もちろん耐久性も十分あります。

また塗りつぶし塗料とは違って、木目を生かした仕上がりになるのも嬉しい点ですね^^

カラーも、カラレス(無色で下塗り用)を含めて15色あるので、きっとお好みの色があるはずです。

 再塗装の場合、前回と同色少し濃い目にするのがGOOD!(洗い後の状態で判断しましょう)

そんなキシラデコールですが、できれば業務用がオススメ

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0.7L、4L、16L缶があり、容量は1Lあたりの目安が5~7㎡(2回塗り)となっていますので、だいたいのデッキの面積をだしてプラス少し余分をみて購入しましょう。

ちなみにネットが一番安いかな?特典(便利なベロハケなど)付きもありますしね^^

↑こちらのお店は、よくお世話になってます~。

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詳しくはキシラデコール公式サイトもご参考に…。それでは最後に、今回のお話をまとめましょう!

まとめ

いかがでしょうか?今回は、ウッドデッキの塗装メンテナンスについてまとめてみました。手順は、

  • しっかり汚れを落として十分綺麗にする。(傷んでいるところがあれば交換または補強しておく)
  • しっかり乾燥させる。
  • 1回目の塗装をする。
  • 1日以上乾燥させてから2回目の塗装をする。
  • 乾燥させてからできれば3回目の塗装をする。
 何と言っても、まずは洗い作業をしっかりすることがイチバン大切。そして、塗装は丁寧に!

ご自分でメンテナンスすることで、よりマイウッドデッキに愛着がわいてくるでしょう!大切に使っていくことが、末永くウッドデッキライフを楽しむことに繋がっていきます。

issan
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塗装メンテナンスは特殊な工具が必要なわけでもなく、道具はホームセンターでほとんど揃います!(ハケは金物屋さんでね…^^)

なので、十分DIYできる作業です!ぜひチャレンジしてみてくださいね^^

ちなみにログハウスの外壁塗装メンテナンスはこちらで詳しくお話しています。

ログハウスの外壁塗装メンテナンス!失敗しないコツとは? 

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この記事を書いた人
いっさん

ログハウスとハンドメイド家具のあとりえどりー代表。(和歌山→名古屋→滋賀)移住後は、田舎暮らしを楽しみながら自分軸で生き自分発信中。
主にログハウスでの暮らし・子育てで学んだこと・アウトドアやDIYについて日々綴っています。
2003年&2012年生まれの姉妹のお父ちゃんです!

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