「ウッドデッキをDIYしたいんだけど~^^」
「根太の間隔ってこれでいいのかな?」
どうも!ウッドデッキのメンテナンス歴15年以上のあとりえどりーのissanです^^
ウッドデッキのDIY!素晴らしいですよね。自分で作れば愛着も湧くし、何より作る過程が楽しい…。(完成させたいけど、完成させたくないというあの微妙な感覚…)
ということで今回は、誰もが悩みどころの”根太の間隔”について解説していきましょう!
ただ、使う材料(材質&材の大きさ)によって最適な間隔って違ってきます。なので、こちらではDIYで一般的に使われる2バイ材を例にとって紹介しますね。
せっかくDIYするなら「安心して使える丈夫なウッドデッキにしたい!」ですからね…。
それではさっそく、本題のお話を進めていきましょう!
ウッドデッキの根太の間隔はコレが最適!
最適な根太間隔のお話の前に、使う材料の注意点について…。
2バイ材はホームセンターで手に入るので、ウッドデッキのDIYにもってこいの材料になります。ただ、ウッドデッキに使う材料は耐久性が高いにこしたことはありません。(基本、雨風にさらされる外部ですからね)
なので、できれば高耐久のレッドシダーを選択したいところ。
予算的に厳しいなら、防腐注入加工された材にしてくださいね。
~上が防腐注入材で下がレッドシダー~
安いからと言って、通常のSPF材だけは避けましょう。(しっかり塗装しても、よく持って2、3年くらいですから^^;)
ウッドデッキの材料選びに関しては、こちらも参考にどうぞ。
⇒ウッドデッキの材料!DIYにおすすめなのは?裏ワザも伝授!
それでは、今回は根太の材料に
- 2×4材
- 2×6材
- 2×8材
を使うパターンで、それぞれの最適な根太間隔を解説していきましょう。
~上から順に2×4・2×6・2×8です~
で、基本「強度もバッチリで安心して使えるウッドデッキに!」という考えです~^^(もちろん、これまでの経験を踏まえてます!)
ということで、まずは2×4材(38×89mm)を根太に使う場合から見ていきましょう!
2×4材を使う場合の根太間隔について
~高耐久レッドシダーの側溝フタ~
最初に言っておきますが、私は基本的に2×4材を根太に使うことはほぼありません。
なぜなら、やはり強度的に不安要素があるから。
根太の場合、材の幅がそのまま高さ(=たわみの強度)になりますよね。これが89ミリというのは、通常サイズのウッドデッキ(出幅が1500から2500ミリ)では強度が足りません^^;
もちろん、大引といって間に支えを入れたら別ですが…。
では、この場合の”間隔”はどれくらいがいいのか?という点について。
私の経験上からいくと、2×4材を根太に使う場合の間隔は300~450くらいまでが最適だと思いますよ!
大工さん的に言えば「尺から尺5ピッチ」となります^^
これ位の間隔なら、床板に1×材(厚み19ミリ)を使ったとしても十分しっかりした(カチッとした)仕上がりになるでしょう。(もちろん、床板の厚みが大きい方がベストですが…)
それでは次に、私が根太の材料に一番良く使う2×6材(38×140mm)の場合について見ていきましょう!
2×6材を使う場合の根太間隔について
~最近愛用している直角定規(タジマのマグネシウム製)~
2×6材は、ウッドデッキの根太に一番適した材料だと考えています!
つまり、使い勝手と強度のバランスが取れているということ。
もちろん、本体の出幅が3000ミリとか大きなウッドデッキだと強度的に無理がありますが…。
ちなみに、
↑こちらのウッドデッキは出幅が3000mmで、根太には2×6材を使用しています。
強度が足りない分真ん中を大引きで支え、さらに大引きの上で根太間に”コロビ止め”を施工しています!
私の経験上、ウッドデッキ本体の出幅が2500ミリまでは2×6材でも十分しっかりします。
ただ、強度アップのためにも、できれば根太間にコロビ止めを1列入れておきたいところ!
このコロビ止めの威力はかなり大きいので、一手間かかりますがホントにおすすめです~^^
で、本題の”間隔”について。
つまり出幅が2500ミリ以内のウッドデッキは、2×6材なら根太間隔455mmというのが定番というわけ。
また、根太ピッチを455にしておけば床板を張る際の割り付けが簡単になります。
2×材の長さは
- 6フィート(1820ミリ=455☓4)
- 8フィート(2430ミリ)
- 10フィート(3040ミリ)
- 12フィート(3640ミリ=455☓8)
※実際に売られている寸法はプラス20〜30ミリあります。
が一般的です。つまり6フィートか12フィートを選べば、間隔が455ミリなら床材を効率よく使えるということ。(端材がほとんどできない)
ちなみに床板は、1×材(厚み19mm)ではちょっと不安なので2×材もしくは25mm以上欲しいですね。
もし床板に1×材を使うなら、根太間隔をもっと狭くしましょう!
~上が1×材(厚み19mm)です~
それでは次に、2×8材(38×183mm)を根太に使う場合について見ていきましょう!
2×8材を使う場合の根太間隔について
2×8材は幅183mm(=根太の高さ)あり、強度も十分な材料になります。なので、通常のデッキサイズに使用するなら、根太間隔も広めにとることができます!
ただ当然ですが、材料の値段もグンと高くなります…。で、最適な間隔はというと。
ウッドデッキ本体の出幅が2500ミリまでなら、600ミリ位の間隔が一番しっくりくるといった感じです!
あくまでも、私が望む床板を張った時のカチッと具合から判断しています。
あと出幅の大きなウッドデッキ(3000ミリくらい)なら、やはり根太ピッチは455ミリがしっかりしますね。この場合も、できれば間に1列”コロビ止め”があるとGOOD!
~雨・風・雪にさらされるウッドデッキ~
どうです?最適な根太間隔について、しっかりイメージできましたか。
先ほども言いましたが、私が一番おススメなのは、2×6材を455間隔で使った施工方法です!
長年いろんなウッドデッキに関わってきましたが、これが予算的に考えて最も効率がいいと思います。
もちろん「安心して末永く使える!」という意味合いも含めて…。
では次に、根太が完成したら床板張りということで、床板の施工方法についてチェック事項のみお話しておきましょう!
ウッドデッキの床板を張る際の注意点!
実は、失敗しない床板の張り方については詳しくお話した記事があります!なので、こちらでは簡単にチェック事項(10個)だけ紹介しておきます。
- 割り付けをする!
- 基本は木裏を表にして張る!
- 張り始めは家側から!
- スペーサーを使って床板の隙間を等間隔にする!
- 要所要所で目印をつけて平行になるようにする!
- 床板が反っている時は矯正する!
- 両端は伸ばしておいて後から丸ノコで一気にカットする!
- 均等間隔に下穴を開けてビス留めする!
- 柱に干渉する床板の切り欠きはこうする!
- 床板の裏面は先に塗装しておく!
詳しく知りたいあなたは、こちらのお話を参考にしてくださいね^^
⇒ウッドデッキの床板の張り方!プロが教えるコツ10か条!
どのお話も、長年ウッドデッキの施工に関わってきた私の経験から紹介しています。つまり、知ってて損はさせないってわけです~^^
そうそう!根太の施工で言い忘れてたことがあります^^;それは、この根太受金物!
ウッドデッキの施工性や耐久性を高めるには、この根太受金物がベスト!ぜひ活用してくださいね。
それでは最後に、今回の内容を振り返っておきましょう。
まとめ
- ウッドデッキをDIYする際の最適な根太の間隔について
- 2×4材を使用する場合:300~450mm(出幅の小さいデッキに限る)
- 2×6材を使用する場合:455mm(出幅が2500mmまででコロビ止め推奨)
- 2×8材を使用する場合:600mm(出幅2500mmまで)・455mm(出幅3000mmまで)
- ウッドデッキの床板の張り方にもコツがある。
- ウッドデッキをDIYする際の最適な根太の間隔について
今回は、ウッドデッキを作る際の”根太の間隔”についてお話してきました。
実は、根太ってデッキパーツの中でも非常に重要な役割を果たしています!なので、できるだけ耐久性の高い材料を使って強度のある施工をしないといけません。(何度も言いますが、仕上がった時のカチッと感です~)
床板って腐ってもやり替えや補修もしやすいですが、根太がやられるとかな~り大工事になってしまいますので…^^;
今回のお話が、ウッドデッキのDIYにチャレンジするあなたの参考になれば嬉しいです~^^
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