外構ウッドフェンスの作り方とは?耐久性を重視するならコレ!

DIY&ウッドデッキ
この記事は約8分で読めます。

「おしゃれな外構ウッドフェンスをDIYしたいんだけど…」
「簡単で耐久性が高い作り方を教えて!」

どうも!本音を言えば、敷地は囲みたくないあとりえどりーのissanです^^

今私が住んでるところは、田舎の別荘地。できるだけ自然体で暮らしたいので、特に外構工事に力は入れていません。

なので、もちろん敷地の周りはノーフェンス!お猿さんをはじめ、みんなウェルカムな解放状態です~。

issan
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そんな私達と真逆な考えをお持ちなのが、別荘の方。ハッキリ言いますが、高い確率で囲いたがります。私からすると「なんで~」って感じ^^;

でもそれが、ありがたいことに私のお仕事につながってるので「よし…。」としていますが^^

つまり、今回紹介する外構ウッドフェンス工事をはじめとする

などのご依頼にお答えする仕事です。

issan
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ということでさっそく、特にウッドにこだわるあなたに教えたい【外構フェンスの作り方】を解説していきましょう!

あなたのDIYにお役にたちますように…。ぜひ最後までお付き合いを!

外構ウッドフェンスの作り方!5つのステップで解説!

これから紹介する外構フェンスは、あくまでも木(ウッド)にこだわりたいという方におすすめです!

もちろん私が実際に以来を受けて製作しているもので、見た目をはじめトータル的に喜んでいただいている作品(?)になります。

issan
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施工方法もシンプルで理解しやすく、難しいホゾを組んだりすることは一切ありません。(丸ノコで正しくカットでき、インパクトドライバーが使えれば十分かと…)

ではさっそく、木製フェンスのおさまり図面を見ていきましょう!外構ウッドフェンス 図面

で今回は、わかりやすいように作り方の工程5つのステップを踏んですすめていきましょう。

  1. ステップその1:土台を設置!
  2. ステップその2:を立てる!
  3. ステップその3:笠木を設置!
  4. ステップその4:横さんの取り付け!
  5. ステップその5:仕上げの塗装
issan
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それでは、ステップ1からお話を進めていきましょう^^

ひとつ言い忘れてました~^^:フェンスの製作に必要な基礎ですが、今回はすでにブロック基礎があるという前提です。

え~、ブロック基礎なんてないよ~。」というあなた!そこはサクッとプロの基礎屋さんにまかせて、ウッドフェンスの作り方を予習しておきましょう^^

あと、留め付けに使うビスは必ずステンレスを使ってくださいね。

ステップその1:土台を設置!

まず、ブロック基礎に土台(4×4注入材)を固定するのに必要なのがアンカーボルトです。アンカーボルトの高さは、基礎パッキン(20mm)を間にかませることを考えると100mmになります。(土台にナット・ワッシャーの高さプラスα座彫り要)

issan
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なので、もしこれからブロック基礎をDIYしたりプロに発注される際は参考にしてください。(ちなみに、ボルトの間隔は900~1100くらいで)

まずは、土台をカットしましょう。(継手は一番簡単な合いかぎで十分)

外構ウッドフェンス 作り方

カットした土台をブロック基礎に仮置きして、ボルトの位置を墨付けする。

外構ウッドフェンス 作り方

座彫りをしてボルト(12mm)を通す穴をあける。まずワッシャーがおさまるように35ミリの座彫りをしてから15mmの穴を貫通させます。

外構ウッドフェンス 作り方

ボルトの穴を開けた後、裏のバリを取っておきましょう。

ボルト箇所に基礎パッキンをかませて、土台をならべていく。(ナットの仕上げ締め付けは最後)

外構ウッドフェンス 作り方

ちなみに土台の裏側と継手のところは後で塗装できませんので、先に塗装しておきましょう。(できれば2回)この繰り返しで、まずは土台をすべて並べてしまいましょう!

issan
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土台どうしの継手の留め付けには、必ずステンレスビスを使ってくださいね。

次に、土台の通りが真っ直ぐなるように確認しながら、片方からナットを締め付けていきます。そして、できあがった土台を先に塗装しましょう。

ステップその2:柱を立てる!

柱の材料は、土台と同じ4×4注入材を使います。一般的に柱を立てるというと、土台にホゾ穴をあけてホゾ組みというイメージがありますよね。

issan
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ただ、外構ウッドフェンスやウッドデッキなど雨風の当たる外部施工でホゾ組みすると、実は傷む原因を高めてしまいます^^;(つまり湿気を閉じ込める施工方法ということ)

なので、できるだけ金物を使ったりしてシンプルな作りにしておくことが大切!(万が一の補修やメンテも簡単ってわけ^^)

で今回紹介するのは、ホント誰でも簡単にできる柱の施工方法になります!

issan
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要は、2×4材に柱を留め付けて合体させたものを土台に置いて、上からビス(ステンレス)で固定する方法です。

もう一度、先程のおさまり図面を参照してくださいね。

柱をつなぐ下回りの2×4材は、できるだけ耐久性の高いレッドシダーを使いましょう。なぜなら、今回の施工で一番傷みやすいパーツになるからです。

もちろんこちらも、土台との接地面は先に1回目の塗装をしてから固定してくださいね。(後で塗れない所は、作業しながら済ませていく作戦!)

まずは、柱のピッチ(基本910mm)を墨付けしていきます。(2×4材は12フィート3640mmになります)

柱の木口を塗装してから順番に留め付けていきます。(2×4材の柱接地面になるところも先塗装です)

外構ウッドフェンス 作り方

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1セットできたら、柱の割り付けを均等にするため土台の中心から固定していきます。(フェンスの全長にもよりますが、両端はピッチが短くなるはず)

この手順を繰り返して、すべての柱を立てます。(2セット目の片端は柱半分45mm出しておき、1セット目の端に柱をのせていく施工です)

外構ウッドフェンス 作り方

柱ができたら、そこまでの1回目の塗装をしておきます。土台~柱の施工がしっかりできたら、作業の半分は終わったもの^^

次は、笠木の施工です!

ステップその3:笠木を設置!

笠木には2×6を使います。予算を抑えるなら注入材でもOKですが、できれば耐久性の高いレッドシダーを使いましょう!

issan
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柱は910ピッチで施工しているので、基本的に柱の上を継ぎ目にして笠木を施工します。留め付けの際は、水平器を使って必ず柱のタチ(垂直)を見て固定しましょう。

外構ウッドフェンス 作り方

ちなみに、柱の内側から15mm出して留め付けましょう。これは、笠木140-(柱90+横さん厚み19)を2分割した寸法です。(この際も、裏面のみ先塗装しながら作業すると効率よくいきますよ^^)

issan
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あと笠木の継ぎ目についてですが、耐久性を高めるためにわざと柱の上を避けるという方法もあります。その際は、笠木を45度にカットしてつなぐと良いでしょう。

フェンス全体の強度は多少落ちるかもしれませんが、柱の上木口を守る意味では有効になります。

笠木ができると、かなりフェンスっぽくなりました。(できればこの段階で、笠木の1回目塗装も終わらせましょう)では次に、4つ目の工程にいきましょう!

ステップその4:横さんをの取り付け!

フェンスのデザインについては、もちろん好みもあると思います。私の場合、オーソドックスかもしれませんが横さんが見た目もよく強度的にも高いと考えています。

issan
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横さんはほぼ傷むことがありませんので、材料は注入材でOKです。

今回は、1×4材(厚み19mm)を使いますね。(できれば、必要な枚数分並べて一気に1回塗りを先にしておくと、かな~り効率がUPしますよ)

外構ウッドフェンス 作り方

継手がかさならないように法則性を考えて、一番上の段から38mmステンレスビスを使って柱に留め付けていきます。両端(木口付近)の留め付けは、割れないように必ず下穴をあけましょう!

ビットの先に装着できるコレがあると、たいへん便利ですよ。

issan
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ちなみに横さんは柱の中心で継ぐので、910ピッチ×スパン数で簡単に長さを知ることが出来ます!

そうそう!笠木のところで言うのを忘れてましたが、フェンスの両端については柱より少し伸ばしたおさまりにしておきましょう。

コーナーについては長手方向を伸ばして、それに短手方向を突き当てるやり方が上手くおさまりますよ。

issan
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ここまで見てきてどうです?特にややこしい施工もなく、割り付けさえできれば簡単な外構ウッドフェンスの作り方と言えるでしょ^^

見た目も豪華で、しかも強度&耐久性も非常に高いフェンスです!(これまでの経験上ハッキリ言えます~)

ということで次に、最後の仕上げ行程をお話していきましょう。

ステップその5:仕上げの塗装!

これまでの工程で、作業しながらですがすでに1回目の塗装は完了しています。耐久性を高めるために、塗装は最低2回は必要です。

issan
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私の場合、必ず3回塗りで仕上げとしています。(これまでの経験上、3回塗りの効果が絶大なのはハッキリしています)

あと塗料についてですが、扱いやすさとコストパフォーマンスを考えると一番おススメなのがキシラデコールです!

issan
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あと、塗装に必須のアイテムの1つハケは、できるだけ良いものを使いましょう。

ホームセンターではなく金物屋に置いてあるハケがおススメ。

ちなみに、私が愛用するハケは「ぼたん」です~^^

良いハケを使うと綺麗に仕上がり、何と言っても効率がぜんぜん違いますよ。(一度違いを比べると、すぐに分かっていただけるかと…)

塗装のポイントは、垂れを残さないようにしっかり伸ばして丁寧に塗ることです。(もちろん、塗り残しはNG^^;)これさえ心掛ければ、まず「あちゃーーー^^;」なことにはなりません^^

これで、あなたも立派な外構ウッドフェンスがDIYできるでしょ。それでは最後に、今回の解説を振り返っておきましょう!

まとめ

私がおすすめする外構ウッドフェンスの作り方は、こちらの5つのステップです。

  1. ステップその1:土台を設置!
  2. ステップその2:を立てる!
  3. ステップその3:笠木を設置!
  4. ステップその4:横さんの取り付け!
  5. ステップその5:仕上げの塗装

今回紹介した簡単シンプルな外構ウッドフェンス。木製にこだわるあなたのDIYの参考になればいいのですが…。

私が住んでる田舎の別荘地はもちろん、むしろ街の方がよく似合うフェンスのデザインだとも思います。

愛着を持ってDIYするのもよし、またプロにお願いして作ってもらうのもよし。できればチャレンジしてほしいですが!

issan
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この記事を書いた人
いっさん

ログハウスとハンドメイド家具のあとりえどりー代表。(和歌山→名古屋→滋賀)移住後は、田舎暮らしを楽しみながら自分軸で生き自分発信中。
主にログハウスでの暮らし・子育てで学んだこと・アウトドアやDIYについて日々綴っています。
2003年&2012年生まれの姉妹のお父ちゃんです!

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